こんにちは。倹約家の本多です。
まとまった資産を形成する上で、成功の鍵となるのが生活防衛資金を最初に貯めてから投資をすることです。
生活防衛資金とは、万が一のトラブルが起きた時に生活が困窮しないよう備える資金をいいます。
万が一のトラブルとは、具体的には失業や病気で就業が困難な場合などです。もちろん、個人で就業不能保険で備えているという方や住宅ローンを組んでる方は団体信用生命などに加入して備えているケースもあると思います。
私はそのような保険関係での備えをしていても、資産形成のステップで投資を考えている人には現金で当面の生活が出来る資金は確保しておくべきだと考えています。
実際、私自身が生活防衛資金を貯めてから投資して良かったと思う場面が何度もありました。
この記事では、生活防衛資金を貯めることの重要性とともに具体的にいくら貯めるか解説していきます。

まず生活防衛資金を確保してから、
投資という次のステップに進む準備をしましょう!
いくら生活防衛資金を貯めたら良いのか?
ここでお伝えしたいのは、あくまで生活防衛資金の必要額は家族構成や生活費、就業形態などにより変わるため紹介する生活防衛資金額は目安でしかないということです。
このくらい貯めておけば安心して次の資産形成ステップに進めるという落としどころを一緒に探っていきましょう!
【水瀬ケンイチさん式】生活防衛資金の目安



安全サイドで考えられた潤沢な「生活費2年分」
さまざまな専門家が生活防衛資金の目安について解説しています。
わが家は、20年以上インデックスファンドへの投資を続けている著名な投資信託ブロガーの水瀬ケンイチさんの考え方を採用しています。
水瀬さんは、ざまざまなマネー誌に取り上げられている著名な方ですがその多くの取材で潤沢な生活防衛資金を蓄えてから投資をする必要性を説いています。
水瀬さんは、生活防衛資金の目安を「生活費2年分」にされています。
この考え方は、水瀬さんが20年前に読んだ本「投資戦略の発想法ーゆっくり確実にお金持ちになろう」(木村剛著)で述べられていた考え方だそうです。
木村剛さんは元日銀マンで日本振興銀行の設立に携わった人です。私は水瀬さんのTwitterで知り、投資戦略の発想法を読みました。日本振興銀行が、ずさんな経営で破綻したこともありそれ以降は世間にほとんどでなくなった方です。しかし、今よりずっと投資情報が少ない2001年には個人が投資戦略を考える上で非常に分かりやすく再現性の高い非常に良い本だと感じました。
水瀬さんも、「世の中で何が起きようが、会社が倒産しようが、クビになろうが、自分と家族の生活を守っていけるよう最低2年分の生活資金は確保する」という考えをご自身の投資戦略に採用されたそうです。
その水瀬さんの投資戦略に賛同する部分が多かったため、わが家も生活防衛資金2年分を確保してから投資をスタートしました。
多いと感じた方もいれば、少ないと感じた方もいると思います。こればかりは、それぞれのリスク許容度にもよります。
【山﨑元さん式】生活防衛資金の目安



投資開始スピード重視 生活費3か月分
楽天証券経済研究客員研究員を務める経済評論家の、山﨑元さんは生活防衛資金の目安を「生活費3か月分」で十分と公言しています。
先にご紹介した水瀬ケンイチさんの目安と比べると随分短い期間分の生活費しか用意していないように思えますが、
個人的にはこの考え方も理解できます。
生活費2年分というのは、仮に貯金0からでは生活防衛資金を貯めるだけで少なくとも半年・1年といったまとまった期間を要します。投資は少しでも長く、少しでも多くの資産を運用する方が複利の力で増えやすいといわれています。
そのため、ある程度のリスクは承知で万一の際に最低借金はしない分だけ確保して、投資を始めてから生活防衛資金の考え方を常に軌道修正していくのもひとつの投資戦略です。
とれるリスクはとって攻めの姿勢は忘れないことが投資で資産を増やすには必要なことであるのは間違いありません。
正直、慎重な性格の私には向いていませんでした。3か月分あれば職を失ってもその期間中に再就職したり、投信を必要な分だけ売却すると割り切ってリスクを負える方にはこちらの考え方が向いているかもしれません。
生活防衛資金を貯めるべき理由
1 心の平穏を保てるから
2 ムダなものにお金をかけなくなるから
3 投資で暴落時に焦らなくなるから
1 「精神安定剤」心の平穏を保てる
なぜ生活防衛資金があると心の平穏が保てるのか。
働けなくなった時などの不測の事態で、借金してしまうような事態を防げるからです。
当分自力で生活を立て直せるまでの資金を貯めてあることは大きな心の支えになります。
「精神安定剤」の役割をしている生活防衛資金の有無には、心の平穏を保つ大きな精神的な違いを生みます。
つまり、生活防衛資金があることで余裕が生まれ、自分の本当にやりたいことが選択できるということです。
余裕がないと冷静な判断はできないですよね。
2 ムダなものにお金をかけなくなる
突然ですが、部屋が汚ないとお金が貯まらないということを聞いたことはありませんか?
生活防衛資金は心の平穏を保つと先程お伝えしましたが、それがない場合は平常心ではいられなくなりどこかに不安を抱えてる状態です。そんな時、多くの人がモノで空間を埋めて寂しさや不安を紛らわせようとします。
この消費社会では、モノを買わせる仕組みが巧妙であっという間にお金は無くなっていきます。それでは、生活防衛資金をとっとと貯めて投資でお金にお金を稼がせている人とどんどん差が開いていってしまいますよね。
生活防衛資金を貯めると、いつでも身の回りのモノは多少高価でもいつでも買おうと思えば買える状態になります。
案外、人はいつでも買える状態になると関心が薄れていくことも多いです。
是非、騙されたと思って最初は大変ですが生活防衛資金の数百万をまずは貯めてみて欲しいと思います。生活防衛資金を貯めると驚くほど支出をコントロール出来るようになります。
3 投資で暴落時に焦らなくなる
インデックス投資は長期の投資が前提です。長期で投資をしていると、必ず不景気のタイミングに遭遇し暴落に巻き込まれる経験をします。
暴落に対して、どれだけ心構えをしていても、生活防衛資金が無いと、不安に襲われて売ってしまう人がいます。これを、狼狽売りといいます。一番避けなくてはいけないことで私はこれを乗り越えられる人が時間を掛けてお金持ちになれる人だと思います。
生活防衛資金が貯まっていると、暴落時でも焦らなくなります。不景気になると減給や賞与カットなども同時に起きることもありますが、株価の暴落も不景気も永遠に続くわけではありません。
家計が一時的に赤字になってしまっても、生活防衛資金があることで冷静に対処出来ます。
まとめ
いかがでしょうか。生活防衛資金はもう貯まっているから、すぐに投資にステップアップ出来る人もいればそうでない人もいると思います。わが家は後者でしたので、生活防衛資金を貯めるのに精一杯で投資にお金を回せない時期もありました。もちろん焦っても仕方がないと分かっていながらも、焦りつらい時期でした。そんな時、ある本で投資の神様といわれるウォーレンバフェット氏の言葉に救われました。
Amazon CEOのジョフ・ベゾス氏の質問に対して以下のような回答をしたのです。
「なぜ、みんなあなたの投資戦略を真似しないのでしょうか」
ウォーレンバフェット氏
「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ」 ジョフ・ベゾス氏
苦労せずに最速でお金持ちになりたがるせいで、富を築くせっかくのチャンスを自ら失っていることに多くの人は気づかない
ウォーレンバフェット氏の「最速で金持ちになろうとするな」という教えを胸に、適正なリスクを取って投資をし、資産を築いていきましょう!
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