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Firstrade証券への送金方法

こんにちは。倹約家の本多です。
今回の記事では、米国のFirstrade証券の送金方法を開設します。

今回は、SBI新生銀行のGoRemit(電信送金)でFirstrade証券へ送金したやり方をご紹介します。

わが家は、以前から海外証券会社での運用を考えていましたが出遅れてしまい、残念ながらアメリカの銀行口座を開設しそびれています。居住国によらず条件付きではありますが、口座維持手数料無料で口座を持てるアメリカのユニオンバンクで口座開設済の方は、この記事でご紹介する電信送金ではなく少し手間ですがWise(ワイズ)経由での送金をおすすめします。

Wise(ワイズ)経由でユニオンバンクで送金するのが一番いまのところ手数料が安く済みます。

しかし、今回はわが家のようにユニオンバンクの開設が出来なかった方向けに電信送金の流れを紹介します。
銀行ごと店舗のみ手続きが可能な場合や、SBI新生銀行と同様オンラインでの送金が可能な場合と分かれます。
手数料も各銀行ごと異なりますので、お持ちの銀行で一番手数料が割安なところから送金しましょう。

わが家の場合、メガバンクはみずほ銀行を利用していますが問い合わせたところオンラインでの海外送金には対応しておらず、店舗に出向いての送金手続きになるとのことでした。
メインバンクは、住信SBIネット銀行ですが残念ながら海外送金には現在対応していません。

実際、SBI新生銀行のGoRemitは少額ずつ送金したいわが家にとっては使い勝手が良く気に入っています。

目次

Firstrade証券への送金方法 3選

以前、記事でSSN(Social Security Numbeu)がなくても米国で口座開設出来るのは今のところFirstrade証券だけでありその開設方法をご紹介しました。

口座を開設したら投資するために、まず原資を送金しなくてはなりません。
Firstrade証券への送金方法は、以下3つがあります。

  • ACH Transfer(米国内電子送金)…米国内の決済センターが代行して送金データの自動処理をする
  • Check(小切手送金)…米国居住者が銀行で発行してもらえる小切手手帳を使って送金する
  • Wire Transfer(電信送金)…米国内外の銀行同士で直接送金手続きを行う


ACH送金は、米国内にある決済センターを使った送金方法です。少し時間は要しますが、非常に安く送金出来ます。
わが家のようにユニオンバンクの開設が出来なかった方は、この方法は使えません。
米国内の銀行からしかこの方法は使えません。先にお伝えしましたがユニオンバンクの口座をお持ちの方は、こちらのACHで送金できます。
また、Check(小切手送金)も米国に居住していないと利用出来ませんので日本居住者は基本的に対象外です。

Wire Transfer(電信送金)は、国内外の2つの銀行間で行われる送金のことです。
Wire Transferは、主に銀行間の決済や送金で使われ、ユニオンバンク口座を持たない日本居住者がFirstrade証券へ送金する場合はこちらを使うことになります。

1.Firstrade証券で送金先情報の確認

Firstrade証券のサイトにログインし、以下の順番に確認しましょう。

では、まずWire Transfer(電信送金)をするためFirstrade証券の送金先情報を確認します。

  • 「Acounts」「Dposit/Transfer」をクリックします
  • 「Deposit to Firstrade」「Wire Transfer」を選択します
  • 「VIEWS:」の「International」をクリックすると、支払先の情報が表示されます
  • 「For Final Credit To:」で注意喚起されているとおり、送金時には8桁の口座番号と口座名の補記が必須です
  • 「WIRE TRANSFER INSTRUCTION」をクリックすると口座番号を含む詳細情報も参考表示されるため確認しておきましょう

2.SBI新生銀行のGoRemit(電信送金)で送金先登録

ここからは、スマートフォンを使ったSBI新生銀行側での送金操作になります。

まず、SBI新生銀行の「Goレミット海外送金アプリ」をダウンロードしましょう。
次に「Goレミット海外送金アプリ」で送金先登録をしていきます

1で確認したFirstrade証券の送金先情報を登録しますが最新のものか、もう一度確認しておきましょう!

操作ガイド:送金先登録 – Goレミット海外送金サービス | SBI新生銀行 (sbishinseibank.co.jp

3.SBI新生銀行から電話確認

電話での確認はある方とない方がいらっしゃるかもしれませんが、SBI新生銀行からマネー・ロンダリングやテロリストへの資金提供防止という名目で海外送金の詳細情報の確認電話がありました。

この電話確認は人によって確認内容もまちまちで、送金目的確認書や源泉確認など書類提出の依頼がある場合もあります。マネー・ロンダリングやテロリストへの資金提供防止で資金元の確認等があるのは、他銀行も同様のようです。
みずほ銀行では店頭で海外へ電信送金手続きをする際、資金がどのようなものなのか(給与・保険の解約返戻金など)流れが分かるように通帳の写しの提出が必要とのことでした。

新生銀行総合口座パワーフレックス登録完了時のメールで、送金に関してヒアリングがある場合もある旨きちんと記載されていました。わが家の場合、給与口座の銀行から新生銀行総合口座パワーフレックスに送金し、そこから「Goレミット」専用口座に円資金を振り込んだので流れが分かるよう入出金明細を準備しましたが提出不要でした。120万円を超えた送金に関しては、送金限度額変更手続き必要になるため資金の出所が分かる資料の提出を求められると思います。年間・月間・1回あたりのどれに該当する場合でも、120万円を超えた場合は送金限度額変更手続き必要です。

わが家は午前9時に2の送金先情報登録をして、同日午後1時には電話確認がありました。
送金目的確認書や源泉確認・通帳の写しの書類提出は求められませんでした。聞かれたことは、主に紛争地域への送金ではないかとテロに関与する組織への資金提供ではないかの確認のみでした。

4.送金先情報の登録完了

電話確認からまもなく登録された送金先詳細が確認できるようになりました。

送金の実行前に、必ずFirstrade証券のHPで1で確認した送金先と登録情報に相違がないか確認しましょう。
ここで情報が間違ってしまっていると、送金が出来ず手数料も無駄にかかってしまうことになります。

5.送金の実行

送金先登録が完了したら、いよいよ送金を実行しましょう。
「送金指示」から送金額の入力とメッセージ欄へFirstrade証券の個人口座番号と口座名を補記し、確認をクリックします。

メッセージ欄には必ず、「For Final Credit:Firstrade証券8桁の口座番号とフルネーム」の補記をして下さい。
忘れた場合、Firstrade証券の誰の資金か確認出来ないため着金しません。

6.最後  Firstrade証券で着金確認

送金の翌々日にFirstrade証券で着金が確認出来ました。送金手数料は、一律2,000円でした。為替手数料は一般の銀行と同程度であまり安くはない印象です。営業日当日15時までの送金でその日の為替レートで換算されて、送金処理されるのは嬉しいポイントでした。
中間受取銀行手数料は調べる限りでは分かりませんでしたが、送金額から円換算で3,000円ほど引かれて着金していたため中間受取銀行手数料は送金額や為替レートにもよるかと思いますが100万円以下なら1,000円程度と考えて良いと思います。

いかかでしたでしょうか。通常1から3営業日後に受取銀行に着金になるので、定期的に少額ずつ送金する場合や新生銀行総合口座パワーフレックスを開設せずGoレミットは利用出来るため現在利用している口座から送金したい場合などこのサービスを利用するのが便利だと思います。

ぜひ、重い腰をあげてFirstrade証券で開設した方は面倒になる前に送金もしてしまいましょう!

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この記事を書いた人

倹約貯蓄家の本多と申します。
投資初心者向けの資産形成に関する情報を発信しています。
ときどき子連れ旅行記やお得情報も発信予定です。
▪︎FP2級所有/元証券マン
▪︎海外旅行好き/ポイ活好き

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