1 キッザニアクアラルンプールへ行きました
家族でキッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)に行き、子どもは初キッザニアでしたがとにかく楽しかったようなのでご紹介します。キッザニアは日本にもあるのでご存じの方が多いかもしれません。
マレーシアでも人気の体験型テーマパークで、子どもたちが多種多様な職業体験して、身の回りにある仕事やさまざまな価値観を学ぶことを目的としています。
実は、わが家も日本のキッザニアに行こうと思ったことがあるのですが、地方在住のため行くことの出来る大型連休は激混みとの情報で二の足を踏んでいました。
そこで、今回マレーシアに旅行で行くついでに比較的空いているという、キッザニアクアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)に行くことにしました。
今回、旅行はマレーシアの首都クアラルンプールの観光目的でした。これは、チケットを購入してから知ったのですが、キッザニアクアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)はクアラルンプールの名がついてますが、実際はスランゴール州とう少しクアラルンプールより郊外の州にあります。
行き方については、後ほど詳しく解説していきます。
パーク内には、パイロット、警察官、消防士、医師、歯科医師など、約100種類のアクティビティがあります。対象年齢は4歳~14歳です。
のんびり屋のわが子にとっては、日本のキッザニアとは違って、空いているアクティビティでスタッフの方に丁寧に教えてもらいながら体験できたことが良かったと思っています。本人も意識せずともAll Englishの環境で簡単な数字や自分の名前を答えたり、英語の良い学びの機会にもなりました。
2 キッザニアクアラルンプールへのアクセス
住所:Curve Nx, 18, Jalan PJU 7/5, Mutiara Damansara, 47810 Petaling Jaya, Selangor
キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur) は、Petaling Jaya(プタリンジャヤ)というところにあります。
Curve (カーブ)や、IKEA、Tesco(テスコ)など大型ショッピングエリアのあるムティアラダマンサラ駅から徒歩5分です。
わが家は、行き帰りともにGrabで行きましたが、MRTだとMutiara Damansara (ムティアラダマンサラ)[KG08]からクアラルンプール屈指の繁華街 Bukit Bintang(ブキッビッタン)[KG18A]まで直通で約30分で料金は大人1人3.7MRYとかなり安いです。
MRYの駅がホテル近くにある方は、クアラルンプール中心地から少し距離はあるものの、比較的MRYでも行きやすい場所にあります。
帰りはGrab料金が割高になるため電車も考えましたが、宿泊ホテルの最寄駅「Masjid Jamek(マスジットジャメ)」駅まで、KTM port klang LineとKJLを使って料金は大人1人3.1MRYとかなり安いですが、乗り換えがあり約50分かかるため断念しました。
Grabは行きは15MRYで、帰りは30MRYと倍の値段です。
しかし、わが家はCurve NXの反対側にある大手スーパーチェーンのLotus(ロータス)で水や食料品などを大量に買ったため、結果的にGrabを使って大正解でした。
行きは、ホテルから目的地「KidZania」まで、帰りはLotus(ロータス)にTaxi(タクシー)のピックアップポイントがありほぼ流しのタクシーも来ていなかったためその乗り場を指定してホテルまで帰りました。
夕方のクアラルンプール市内はかなり渋滞しており、朝は20分程で着いたのに1時間近くかかりました。
ぜひ、アクセス方法の最適解は宿泊するホテルの立地にもよると思いますので、事前にGrabやGoogle Mapで確認をしておくことをおすすめします!
3 入場料金・お得なチケット購入方法
公式サイトでもチケットは販売していますが、私はKKday・Klookのどちらかで購入するのがおすすめです。
公式サイトは英語なのに対し、KKday・Klookは日本語での表示で購入出来ます。
公式サイトはマレーシアリンギット決済のみなので、KKday・Klookは日本円での決済に対応しています。
わが家の場合、KKday経由で大人2枚と子供1枚を購入しましたが公式とほぼ変わらない値段で、チケット代(大人2枚と子供1枚)は8,109円でした。
4 キッザニアクアラルンプールに行く前に用意しておくべきこと・当日の持ち物
1 写真の登録
予約をするとバウチャーという入場券のかわりとなるものが送られてきます。
KKday経由で購入された方は、予約履歴からバウチャーを確認することができます。
バウチャーにURLが載っていますので、そこから入場の際に必要な顔写真登録をします。
上の画像のようにSuccess(成功)の表示が出れば、登録完了です!クマの画像に変えていますが、きちんとご本人の写真で登録してくださいね。でないと、入館がこの顔認証システムのため入れません。
顔写真は、大きすぎたり小さ過ぎたりするとエラーが出ますので、登録がきちんと完了するまでやりましょう。
カメラロールから写真を選択して登録することも可能です。
小さなお子さんの場合、事前に何枚か写真を撮っておいて登録時に使うのも良いと思います。
2 公式サイトのマップ
キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)の公式サイトにアクティビティの場所が掲載された館内地図があります。
ダウンロードして、可能であれば印刷して1枚持っていくとお子さんがお目当てのアクティビティを周りやすいと思います。
日本ですと、無料でフロアマップが置かれていることもありますが海外ではそのようなものはほぼ無いので自分で印刷して持っていくことをおすすめします。
3 キッゾ・お財布
受付で顔登録が済んでいるか確認を受けてから、バウチャーを見せると50キッゾを受け取ります。
キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)では、お仕事で対価としてお金を貰うアクティビティと絵の勉強やタピオカジュースを作る体験など教えてもらう対価としてお金を払うアクティビティがあります。
ただし、お金を払うアクティビティの場合はキッゾで支払うものとマレーシアリンギット(MRY)で支払うものがありますので後ほど詳しく解説します。
中のグッズを取り扱うお店にもキッゾを入れるお財布はありますが、入場後のせっかく空いている時間にお財布の購入に時間を取られてしまうのは少々勿体無いので、直ぐアクティビティを回れるよう自宅から持って行くのがおすすめです。
他のキッザニアに行ったことがある方は、そのときに使ったものでも良いです。
わが家は、無印良品のポリエステルダブルファスナーケースというポーチを持っていきました。
これは、ひとり一つずつ旅行の際はお財布として使っているものでパスポートも入るMサイズ(約13.5㎝×19㎝)を愛用しています。
似たようなものが100円均一にも売られていますが、チャックの開け閉めのスムーズさや同じポリエステルでも耐久性が無印良品の方が良いように感じます。
5 効率良いアクティビティのまわり方
入場すると、スタッフの方からキッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)に来るのが初めてなら説明をしますね、とざっと以下のような内容を説明していただきました。
・アクティビティには、人気で予約が必要なアクティビティがあるのでそれらを体験したい場合は、予約すること。
・予約対象アクティビティは、パイロット・消防士・警察官・TeaLiveCafe(タピオカミルクティー屋さん)の4つ。
(※ あくまでわが家の行った日の場合で、平日や学校単位での来館がない日は予約なしの日もあるそうなので当日確認しましょう)
・予約すると◯時◯◯分からの回に参加できると教えてくれるので、それまでの時間を他のアクティビティの体験目安の時間を参考にしながら回ると良い。
最初に、人気アクティビティを回って予約を入れておくのが一番効率が良いので予約を取ったらその他のアクティビティを回るという流れで回りました。
実際は、まずAirasiaのパイロットの予約をしてから予約なく体験できるアクティビティのチョコレートファクトリーとロボット工学)に行ってから、予約していたAirasiaのパイロットを体験しました。
それぞれのアクティビティごと、体験時間の目安や(支払われるor支払う)キッゾが書かれているので、簡単に時間調整ができました。
6 キッザニアクアラルンプールでの昼食
昼食は、飲食物の持ち込みが不可とされているため基本的に中で食べるか、外で食べるかの2択になります。
キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)の中にある飲食店は、わが家が行った日はサブウェイ(SUBWAY)かA&W バーガーがありました。
サブウェイ(SUBWAY)は、店舗前にテーブル席が複数あり混み合っていました。
A&Wバーガーは、店舗前にはベンチしかありませんが比較的空いていたのでこちらでお昼にしました。
A&Wバーガーは、アクティビティもあり子どもがそこでハンバーガーとフロート作りを楽しみ、それを子どもはお昼として食べました。何を作るかによって、価格は 14 リンギットから 25 リンギットの間で変動します。
人気があるアクティビティですが、マレーシアリンギットを支払って体験するアクティビティのため大抵の方がひとり1回なので、10分も待たずに体験出来ました。
フロートを入れるKid’s用のジョッキは、そのままもらえたので良いお土産になりました。
子どもサイズで使いやすく、帰国後も気に入って使っています。
大人も隣の店舗でバーガーやポテトを購入して食べることが出来たて、久しぶりに美味しかったです。日本には沖縄しかなく、3年前に家族で沖縄旅行で食べたときのことも思い出せて良かったなと思っています。
食べ物ではありませんが、tealiveではタピオカティーを作ることができます。キッゾを支払うアクティビティですが、非常に人気があり予約が必要です。
日本のタピオカミルクティーよりも、もちもちで美味しかったようです。
tealiveは東南アジアで一番大きなドリンクショップで街中でよく見かけました。
7 アクティビティはAll English!!
All Englishでも全然大丈夫でした‼︎
英語が話せなくても楽しむ工夫が沢山されています。
まだまだ沢山職業体験アクティビティはあります。基本、スタッフの方も英語を使いコミュニケーションをします。初めは、親も大丈夫かなと心配していましたが、ほとんど英語が分からなくても全く問題ありませんでした。子どもは周りの皆と同じように楽しく体験していました。言葉が分からなくても、スタッフの方も身振り手振りで教えてくれていました。
我が家は、行く前に名前を聞かれたら自分の名前は英語で言えるように教えておきました。
病院のアクティビティでは、何を体験したいか聞かれたので、Doctorと答えればお医者さん・Nurseと答えれば看護師さんの体験ができることを伝えておいてあげると良いと思います。
わが子は、何をしたいのか聞かれたことは分かったラシイのですが、上手く答えられず外で待っていた私を呼びにスタッフの方に連れられて出てきたということがありました。
ある程度コミュニケーションをとれる年齢であれば言語の心配はすることなく、沢山遊べると思います。
8 キッザニアクアラルンプールまとめ
全体として、キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)は、子どもにとって教育的なことを楽しく体験を通して、学ぶことのできる場所で親子ともに満足感がありました。どのアクティビティも没入できる仕組みがされており集中して取り組んでいました。
キャリアロールプレイは、さまざまな職業があることを学び、仕事や生活に必要なスキルを身につけるために工夫がされていて、やはり親以外の人から教えてもらう体験がいかに大切かを考えさせられました。
スタッフの方々も、フレンドリーで親しみやすく、分からないことは聞けば丁寧に教えていただけます。子どもが安全に楽しく過ごせるよう常に気を配っていました。
当日券の販売もあるようですが、わが家が行った日は修学旅行と課外授業としてきている学校があり当日券販売はもうないとチケットを買いにきた方にスタッフの方が話をしている場面を見かけました。
事前に訪問を計画し、チケットを購入しておくことをおすすめします。チケットの価格は昨今の円安とマレーシアの観光名所の入場料を考えても、キッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)はとてもリーズナブルです。約60ものアクティビティを考えると、コストパフォーマンスに優れた場所です。
一部のアクティビティには年齢制限があるなど、体験にはいくつかの制限がありますが、観光の方でも楽しく学びながら 1 日過ごすのに最適な場所です。
実際、わが家はマレーシアの滞在は5日間だったのでキッザニア クアラルンプール(KidZania Kuala Lumpur)で1日使うのはどうなんだろうと思いましたが、わが子にとってはマレーシア1番の思い出になったようなので、行って本当に良かったです。
もしかしたら、お子さんにとって今後何年も忘れられない経験になるかもしれません。もしかしたら、将来なりたいと思える職業を見つけることもできるかもしれません。
お子さんとマレーシアに行かれる機会があれば、是非行ってみてください。